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一時限め 古典
ってか 古典なんて無くていいだろ
俺は頬杖を右手でつきながら 軽めの溜め息を一つ 心の中でした
「ガイアの知性で 象が歯を元の場所に戻したのは…そこできっと何かの儀式をしてた訳だ」
古典の先生は 正直意味が分からない事ばかり口ずさむ と言うより 本当にこんな時間が古典の時間なのだろうか? どう見てもどう読んでも現代文だ しかしそれに比べて昨日なんかは酷かった 昨日は今日みたいに天気がいい日だった それを見た先生は
「今日は良い天気だなー って言う事は明日は天気が良いかは分からなくて でも必ずって事でも無くて…」
本当に訳が分からない と思っていると いきなり先生が俺を睨み
「何だ神冶 古典つまんないか?」
急に俺にそう聞いた 俺はびっくりして と言うより どこかたるそうに
「はぃ?」
と言い返す すると先生は 俺の返事を聞くと 何故かすぐにニンマリ笑い
「そうか 紙冶は古典が嫌いなんだなるほどなるほど」
何故か分からないがそう言う しかも笑った顔で言われるのがまたどこか怖いところがあったりする
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