あの子にあるもの

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「あ、来た来た!遅いよ~。」 「ごめ~ん!掃除長引いちゃって…。」 愛依子ちゃんと会話する声の方を振り向くと、1人の女の子が走って来た。 「あれ?あっこの友達?」 「同じテニス部に入る子だよ。結栄ちゃんっていうの。」 「よろしくね。」 愛依子ちゃんに紹介してもらって、私は挨拶した。 「うん!よろしく~。あたしは浜田果帆(はまだかほ)。あっことは中学時代からの友達なんだ。仲良くしてね。」 「うん。」 あたしたちは、しばらく見学した後に、3人で帰った。 .
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