Story1

4/8

17人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
朝日が眩しい。 低血圧な俺はいつも ベッドの上で ぼーっと過ごす。 昨日は朝から行ったし 今日は昼からでいいやと また布団へ潜り込んだ。 ピーンポーン… 鳴り響いたチャイム音に 眉間に皺を寄せ身動ぐ。 暫くしてまた鳴った チャイム音に 先程より大分楽な 身体を起こす。 気付けば時刻はもう昼で。 メール四件。 開きはしないけど。 身体を伸ばしながら 部屋から出て玄関へ。 誰なんだよ、 俺を起こした奴は。 不機嫌丸出しで ドアを開ける。 わあびっくり。 予期せぬ人物に 目もすっかり 覚めてしまった。 「おはようございますっ」 寝惚けてんのかな? 聞き慣れない声が聞こえた。 瞬きを繰り返しながら 声の主を見つめるが 首を傾げるだけ。 え? 意味わかんないんだけど…
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加