Story1

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相手が出たのを確認し 鍵を閉め それをポケットに 放り込む。 自然と早足になる。 それでも平然と 隣を並ぶ相手に苛つき。 嗚呼もう鬱陶しい。 「着いてくんな」 「嫌です」 笑顔で即答。 こいつなかなか強者だ。 嗚呼また厄介なのに 気に入られてしまった。 当たり前の つまらない生活。 それを変えるように 入り込んできたこいつは 果たして俺にとって 有害か無害か。 わからない答えに 溜め息が溢れた。 end...?
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