別れの前

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「あの…」 お姉さんの部屋から着替えを終えて出てきた 「参ったなぁ…」 …と頭をかく 「傷…大丈夫?」 「ごめん…髪が…」 「全然大丈夫よ!気にしないで」 と笑顔で答えたが… 「くしゅん!」 恥ずかし…くしゃみが//// 「…俺の部屋来いよ」 「う…ん…」 なんかギクシャクの二人 「うわぁ…トレーニングルームみたい」 「そう?勇くらいしかここには来ないから」 「渡辺くんとは仲良しだよね」 私はベットの脇に座った 「あいつとは中学から一緒だから」 「そうなんだ…クシュッ!」 「寒い?」 立ち上がってベットの上のエアコンを調整する青木くん 「大丈夫よ(笑)」 「さくら…」 「え?」 ドサッ 私は青木くんのベットに倒された 被い被さるようにキスをする青木くん 「ん…あ…青木くん」 両手とも指を絡めて握り合う 青木くんの唇が私の鎖骨辺りに触れる あ… 「青木くん!待って」
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