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「待たない」
「あんな姿見せるさくらが悪い…」
青木くんの手がスウェットの中に入って来る
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「青木くん!」
「さくらが欲しいんだ…」
「ダメ……?」
「………」
/////////////////
「まだ気持ちの整理が…」
青木くんは顔を反らした
「……………」
そして
「わかった!待つよ!」
そう言って体を起こした
「青木くん…ごめんなさい」
「さくらが大事だからさ」
「…その変わり」
「早く決断してね(笑)」
「青木くん…」
嬉しくて涙が…
「泣くなって!」
青木くんは座る私の後ろに座り後ろから腕を回し私を抱えながら話し始めた
「俺は勇とは違うからさ(笑)」
「渡辺くん軽いらしいね(笑)」
私達はお互いの体温を感じながら甘い時間を過ごした
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