別れの前

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周りはすっかり暗くなっていた 「帰ろっか」 青木くんは手を差し出す 青木くんの手はおっきくて…日焼けしてて…手の平は豆の跡がたくさんあった 青木くんはマンションまで送ってくれた 「じゃあね」 「青木くん!」 「うちまで遠いし私ももう大丈夫だから…」 「だから?」 「来なくていいって?」 「あ…あの…」 「さくらの言う通りにするよ」 「////////////」 青木くんはいじわる
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