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「なんだ残念~。けど先輩」
私を抱えたまま耳打ちしてくる秋月。
そして次に発してきた彼の発言により、支離滅裂となっていた私の思考は速攻で一点に定まる。
「俺、ピンクの花柄より、レース着いてるパンツの方が好き」
「知るか――――――――っっ!」
――バッチーン
私は秋月に必殺の張り手をくらわしてやった。
えぇ、くらわしてやりましたよ!
みたか!
人のこと散々馬鹿にしたんだから、そこで悲鳴をあげている女子!
このくらいさせてくださいっ!
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