11749人が本棚に入れています
本棚に追加
/392ページ
煉夜「雫っ」
俺が名前を呼ぶと雫は振り返った。
雫「えっ!煉兄?と雛ちゃん?何で此処にいるの?」
滝沢 雫(タキザワ シズク)は俺と雛の幼なじみで俺の一個下だ。
俺が中学三年の時に雫は引っ越したから暫く会ってなかったがまさか此処にいるとはな。
煉夜「こっちに引っ越して来たんだよ」
雛「久しぶり雫ちゃん」
雫「じゃあまた前みたいに三人で遊べるの?」
雫は俺達の方にゆっくりと近付いてくる。
煉夜「そうだな。また遊ぼうな雫。元気にしてたか?」
雫「うん。引っ越して暫く寂しかったんだよ」
雫の目は少し潤む。
煉夜「ははっ、雛も寂しがってたんだぜ」
雛「お兄ちゃんもでしょ」
雫「煉兄も………嬉しい///」
雫は頬を赤くし俺に飛び付いてきた。
最初のコメントを投稿しよう!