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制服
春、
制服はうっすら記憶に残っていただけでご無沙汰だった
普段着にないかっこよさが憧れまじりに胸の奥へキュンと音をたてながら私に色ついた
本当はセーラー服が良かった
しかし友達も友達の友達もみんなお揃いの制服で
一つの門をくぐると友情の証しに思えてそれはそれで心地良かった
たくさんの思い出を抱えながら卒業を共にした制服は3年前よりもやけに汚くボロボロだった
クローゼットの中でひたすら眠る私の制服に
ただ ただ お疲れさんと言ってやりたいのです
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