八章 確かな想い

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「そういうわけだから、明日から冬休みだけど毎日学校で練習ね!」  まぁ冬休み中は特に予定があるわけじゃないから構わないけど。  後ろを見ると望さんはかなり嫌そうな顔をしていた。  確かMフェスは一月末に開催されるから、冬休みまるまる使うくらいじゃないと間に合わないよな。 「曲はどんなのをやるんですか? クリスマスパーティーの時のと同じじゃないですよね?」 「もちろんだよ。私はこれがいいかなぁって思ってるんだけど」  蓮先輩はそう言ってみんなに譜面を配る。  クリスマスパーティーに引き続き作詞作曲共に蓮先輩のオリジナル曲だ。 「うん、いいんじゃないかにゃ」  譜面を一通り読んでからゆーちゃん先輩が答える。  望さんも特に異論はないみたいだ。 「亮介くんもOK?」 「はい、もちろんです」  これからまた忙しくなりそうだ。
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