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それからは蓮先輩と二人で仕事をこなしているうちにクリスマスパーティーの一般開放時間は終了した。
結局蓮先輩とパーティーを見て回ることは叶わなかったが、一緒にいることは出来たし、比泉から依頼された『蓮先輩を引き付けておく』とい目的も達成できた。
そう言えば比泉と望さんはなにをするつもりなんだろう。
そんなことを考えていると、生徒会室に設置されているスピーカーから全校放送の前に鳴るチャイムが聞こえてきた。
それに続いて聞き慣れた声が学校中に響き渡る。
『メリークリスマスイブ！ まずはクリスマスパーティーの参加者達にお疲れ様と言っておこう』
比泉だ……そう言えばあいつ放送委員だったな。
『だがしかし、まだ安心するのは早いぞ。クリスマスパーティー最後のイベントとして、我々写真部は学校のある場所に爆弾を仕掛けた！』
瞬間、蓮先輩がガタッと大きな音を鳴らして立ち上がる。
どれくらいの規模の物なのかはわからないが、流石に爆弾はやりすぎだろう。
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