堕天使襲来

3/6

18人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「碇、どうなっているんだ。」 緊迫した声が冬月副司令の口から漏れる。 しかし、そんな声など聞こえていないかのようにじっと手を組んだまま、碇と呼ばれた男は黙っていた。 だが少しして、こう答えた。 「ふっ、老人たちが仲間を見つけたのだ。」 と。 そして、 「エヴァンゲリオン各機発進せよ!」 といったきり、また黙り込んでしまった。 その頃エヴァの中では  「ちょっと、なによこれ。どうなってんのよ、説明しなさいシンジ!」 と言っているのは弐号機のパイロット、アスカ・ラングレーであり、 「そんなのわかんないよ。」 と言っているのは初号機パイロット碇シンジ。 「……。」 が零号機パイロット綾波レイである。 すると突然3機の飛行機が急接近してきた。 「…敵?」 「多分違うと思うよ。ねぇ、綾波?」 「多分、……待ってあの飛行機から通信。」 「こちらはディーバのシリウス・ド・アリシアである。パイロットがいるなら応答願う。」 「こちらはネルフの綾波レイです。あなたたちは何をしに?」 「こちらは…「堕天使はどこだ?」 「堕天使?」
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加