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ガチャッ!
何か変な音がする。
休日だと言うのに、早く目が覚めた。
「ご主人様、おはようございます♥ユカが起こしに行きましたのに…。」
なんていい朝だ。
可愛いこに迎えられる朝は最高だ。
今日から、ユカが家事全般をやってくれる。
これで楽になれる。
朝御飯も作らなくてすむ。
ん?
何か焦げ臭い…。
「ご主人様!大変です!ユカが作ってたご飯が…。」
泣きそうな顔でユカが俺にしがみついた。
ドキドキしてしまう…。
そうではなく…
「何で目玉焼きを作るだけでこうなるの?」
はぁ…。
料理出来ないのかよ。
「すみません…。」
うわぁ。泣きそう。
「ご主人様のために作ったつもりなんです…。」
そんな顔でそんな可愛いこと言いながら俺を見るな!
「分かったから、ご飯は俺が作る…。」
「申し訳ありません…どうも料理が苦手でして…。」
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