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「ちょっと、桜。あんたこの成績やばいよ」
「やっぱり!?どうしよ、淳子っ」
「しーらないっ♪」
桜と淳子は、学校帰りに駅前の喫茶店に居た。容姿端麗で学力優秀な淳子に比べて、桜はドジで成績もよくない。
「本当、気分落ちるよ」
頼んだコーヒーをすすりながらテストの答案用紙を改めて見る。
「66点、67点、52点…」
「まあ、どんまい!」
苺のショートケーキを頬張りながら励ましの言葉をかける淳子。
どうして淳子はこんなに食べるのに痩せてるんだろう…
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