悪夢の後

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悪夢の後

「…う…ううん…」 俺はゆっくりと目を開いた。 そこは、まるで見知らぬ場所だった。 思わず辺りを見回す俺。 だが、誰一人居ない。 目に映るのは、だだっ広い草原ととても綺麗な花々達。 その先に、清らかな水が流れる川があった。 「…あぁ。俺、死んじまったんだ…。」 ボソリと独り言のようにそう呟くと、俺はゆっくりと立ち上がった。
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