「春ニ散リケリ、身ハ枯レルデゴザイマス」

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最愛愛の貴方はよーっとと 片羽紋白蝶 私に近付きては蜜を啜り啜るのですアッー よおーっとと形は異なりおーっととと言葉も通じない 所詮は結ばれぬぬお辞儀お辞儀クロッキー 愛愛愛溺愛の貴方は片羽紋白蝶 不動の私とよくよく似ていませんか? うぼぉぉぉー 夢を見た非現実 自由に舞う夢をみた ゆらりふわり 上の空から視点を定めぬ 貴方は弱く乾いたまなざしで 四角い空見上げてました どんなに私が貴方を愛しても 春には枯れゆく定めですもの 何度何度貴方振り向かせた 歌あった純恋歌いつ届きますか 夢を見た非現実 自由に舞う夢をみた ゆらりふわり 上の空から視点を定めぬ 貴方は弱く乾いた眼差しで 四角い空見上げてましたぁー あたしの目前ではらりと散る貴方 わかってるつもりでした だけど悲しく 何度も何度私だけ見てたって 綴った純恋歌もう届かない 無力な私は未練離れして すぐにでも貴方の後をゆきます 来年の春にはまた蕾をさかぁし 貴方を愛するわ 枯れ腐るまで
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