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「そろそろ帰ろか」
「ああ」
3時間ぐらい
食べ飲みして店を後にし
店を出て隊舎まで
夜道を歩いていた
「風に当たると気持ちいなぁ♪」
「そうだな」
市丸を見ると
いつもは白い肌がふんわりと紅く染まっていた
酒を呑んでいたせいだろう
俺は
この時の市丸が何故か好きだったりした
「市丸」
「何や?」
「何時もより紅くなってんぞ?」
「あー、今日は結構呑んだからなぁー(笑)」
「酒もほどほどにしろよな」
「何や、心配しとんの?」
「ち、ちげーよ!//」
「ハハッ、おーきに(笑)」
そう言って
また俺の頭を撫でた
市丸に撫でてもらうのが
凄く落ち着く
それに
市丸の手が気持ちくて好きだ
「なっ!?…///」
「あれ?
反抗せいへんの?」
「しねーよ//」
「何や、急に甘えんぼさんになったなぁー(笑)」
「悪りぃかよ//」
「悪くあらへんよ」
そう言って
市丸は俺を抱っこした
「うわっ!?//」
「部屋まで抱っこしたる♪」
「…バーカ//」
「バカでええよ」
「…//」
日番谷はギュッと市丸に抱き付いた
少し市丸は驚いたが、こちらもギュッと抱き締めた
いつの間にか
十番隊舎に着き、日番谷の部屋へと入った
「冬、着いたで?」
「…うん」
眠たそうに起きたのか
まだ寝ぼけているのかのように返事をした
「眠いんか?」
「…うん」
そう言ってギュッとまた抱き付いてきた
「しゃあないなぁー」
そんな姿を見て微笑み
日番谷の部屋に入った
入ってみると
綺麗に片付かれている
市丸は日番谷を抱っこしたまま押し入れから布団一式を出してひいた
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