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市丸は
その恋人の部屋の前に立って居た
「なあ、もう寝てもうた?」
中に居た恋人は
ビックリしながらも
市丸に起きていると言った
「中に入るで」
そう言い
相手の許可も得る前に中に入った
市丸は恋人に後ろから抱き付き
始めは戯れていたが
今度は愛しそうにギュッと抱き締めている
相手も
市丸の事が愛しくなり
全体重をあずけた
「なぁ、」
「なに?」
「僕の事好き?」
「ええ、好きよ」
「僕もや
乱菊」
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