117人が本棚に入れています
本棚に追加
「ッたく…」
説教を長々として疲れたのかソファーに座り
それを見た市丸は
許してくれたのだと思い正座から立ち上がろうとしたが
日番谷の足が思いっ切り頭の上に落とされ
立とうとしても
日番谷がまた機嫌が悪くなるのを恐れ立てず
「お前、俺が許したと思っただろ?」
「やて冬が―「ああ゙?」
「…はぃ;」
「はぁ…」
ため息をつき
市丸の頭の上に置いていた足を退けて
そっと
市丸に抱き付いた
「ふ、冬!?」
された事がなかった為
思わず目を見開いて驚き
「な、なんだよ…;」
下から見つめられ
「や、やて…
こんな事してくれはったの初めてやで?」
「そうだったか?」
「当たり前やんか!なんか…」
「なんだ?」
「なんか、理性が保ちそうにあらへん…」
余りにも感動して
感動を超えたのか
少し照れながらも日番谷を見る
「………」
「冬、いただきま―」
―ドコンッ!!!
日番谷の拳が
市丸の顔面にのめり込んでいる
「…大丈夫になったか?」
自分の顔を抑えながら
渋々返事をした
.
最初のコメントを投稿しよう!