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子供の頃から 母を恨み
でも 本当は 母からの愛情を
誰よりも 望んでいた
発作の時に【返り】になるのは
きっと その時期に 母に
甘えたかったんだ
4歳で 父を亡くし 5歳には
母は 昼夜 仕事をしていた
父の遺影を抱き締めながら
泣いてる母を 見たことがある
しかし 母は 男を 作った
振り向いてほしい
母の力になりたいって
色々 我慢してきて
泣かない子になっていた
全部 心の底にしまい込んだ
中学の頃には 母が汚いとさえ
思って 大嫌いだった
でも 父が 亡くなってから
きっと 私は 大人になっても
母からの愛情を求めていたんだ
もう 母に対して 何も
してあげれない
ありがとうも ごめんなさいも
もう 伝えれなくなった
遅いよ
気づいていたのに 遅いよ
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