保健室

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『そんなに驚かないでよ』 『体調はどう??』 爽やかな笑顔で聞いてくる先生。 体調はどう??なんて聞かれても… あたしは何でここに居るんだろ… 確か…体育があって、サボろうと思って屋上に行く途中で……階段踏み外したんだ… 思い出した途端に腕や足が痛く…ない。 麻紀は自分の手足を見るが傷一つない手足だった。 なぜ!? 不思議に思い先生の方を見る。 先生の手首には包帯が巻かれていて顔にはバンソーコが貼ってあった。 まさか… 「先生…まさか、あたし…」 『綺麗な体に傷つけたら大変でしょ』 … 綺麗な体かぁ… 「ありがとう…先生」 そう言いながらベッドから下り、先生の近くにある椅子に座った。 「名前…」 『っん??』 「名前…なんていうんですか??」 『あぁ』 『坂本 涼太(リョウタ)ってゆうの覚えてね麻紀ちゃん』 !? .
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