第四話 再開と先輩と生徒会副会長

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龍魔はすぐ立ち上がったが、どうする事も出来ずただ見守っていた。 それを見ていた戦闘に参加していない、もう一匹のマンイーターが 龍魔を目掛けて飛んでいった。 龍魔『来たか……俺をこけにしやがって…殺す』 マンイーター『グルァァア!!』 マンイーターは叫ぶと龍魔に向かって密度の高い火を噴いた。 龍魔『……ギリギリまで寄せて……今だ!!(BRAKE)』 龍魔は能力を使い、マンイーターの火を消した。 その時、マンイーターは地上から四メートル近くにいた。 普通の人間なら届かないが龍魔なら普通に届く位置だ。 龍魔は直ぐさまジャンプをしてマンイーターの背中に飛び乗った。 そして背中に乗ったまま、左指の人差し指と小指だけを立てて、マンイーターに押し付けた。 龍魔『【スタン・ショック】』 すると人差し指と小指を挟む様に電気が流れ始め、次第に電力が上がっていき、マンイーターは叫びながら…苦しみながら死んでいった。 そのまま龍魔は地面に飛び降りると、そこには既に戦闘を終えた三人が待っていた。 リリ『お疲れ様』 龍魔『……ぁあ(最後か…クソ!!…ただの足でまといじゃねーか)』 龍魔は今の戦闘になっとくがいっておらず複雑な顔で返事をした。 ジーク『………暑い…帰るぞ』 ジークはこの暑さに嫌気が指して帰りを急かした。 リリ『そうね……帰りましょ』 するとリリは【案内人】から貰ったマテリアルを砕いた。 すると、元のギルド本部に戻ってきた。 リリ『アナタ達はこの後どうするの?』 リリはふと意味もなく聞いた。 クレス『僕はお腹空いたから報酬でご飯でも食べに行きます!!ジークも行く?』 ジーク『……ぁあ』 リリ『ふ~ん、私もいいかしら?』 リリも、お腹が空いたのか、同行しようとする。 クレス『もちろんです!!』 勿論断る理由も無いので断らない。 龍魔はボーっとして右手を見ていた。 リリはボーとしている龍魔にチョップした。 龍魔『イッ……何すんだよ』 龍魔はすこぶる不機嫌だ… リリ『龍魔はどうすんの?食べに行く?』
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