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龍魔は悩んでいた。
決して拳で戦う事を執着している訳では無く、龍魔は武器そのものを使った事がないのだ。
龍魔『う~ん、構わないんだけど俺、武器なんて使った事……お?いい事思い付いた!!』
神谷『?』
龍魔『そうだよな……雷の…うん……よし!!神谷さん。俺の武器は刀にするよ』
その言葉を聞いて一安心した神谷は胸を撫で下ろした。
神谷『では早急に用意します。水月!!話しは聞いてましたね!?』
神谷はふと、皿洗いをしている水月に声のトーンを上げて話しかけると…
『はい!!』
と帰って来た。
神谷『元の世界から持ってきた刀を出してください』
すると『はいはーい♪』といいながら水月は台所から出てきた。
水月『え~っと、…刀は30本ありますねぇ~、軽いのに重いの…刀身が長いのもありますね、どれにしますか?』
そういいながら
水月はどこから出したんだ?と思うように次から次へと刀を出して床に置いていった。
そんな水月に対して龍魔は
龍魔『あるだけ全部だ!!』
と、答えた。
水月・神谷『全部!!?』
龍魔の一言に驚いた二人は声を揃えて叫んだ。
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