3692人が本棚に入れています
本棚に追加
龍魔が来た場所は白い世界だった。
大地も空も白一色の世界。
そんな世界にたどり着いた龍魔は、何があるのか歩いてみていると一際大きなリュックを背負っている人物を見つけて近付いてみた。
龍魔『おーい!!!そこの人!!!』
???『……ん?人か?何故Pandoraの世界にいるんだ?(俺以外入れないはずだが…)』
そこにいた人物は龍魔の存在を不思議に思い振り向いた。
すると……
龍魔『……な!!?』
???『…は!?』
話し掛けた人物は龍魔と同じ顔付きをしていたのだった。
???『な、て…テメェ!!何者だ!!!』
龍魔『お、俺は如月龍魔だ!!!お前こそ何者だ!!!』
龍夜『俺は如月龍夜だ!!!』
龍魔『なッッ!?親父!!??』
その後、龍魔は龍夜に、何故Pandoraにいるのか。
何をしに来たのか。
そして龍夜の息子であることを伝えた。
龍夜『……すると、なにか?お前は俺の息子で、修業の為に未来の俺からPandoraの箱を受け取り、中に入ってきた……という訳だな!?』
龍夜は龍魔にここに来たいきさつを聞き、それを要約するかの如く聞き返してきた。
龍魔『まぁ、そんなところだ』
龍夜『はぁ~ん…成る程ねぇ、息子かぁ…俺が結婚ねぇ、それで?俺の嫁はベッピンさんか!!?』
龍夜は龍魔がここに来た事を理解すると、人物の将来の嫁が気になるのか…龍魔に聞いてきた。
龍魔『え!?あ、まぁ…息子の俺が言うのもなんだが結構美人だと思う』
龍夜『おー!!そうかそうか…将来が楽しみだな!!』
龍夜は、将来の嫁が美人だと知ると一際テンションを上げて、喜んだ。
だが、そんな龍夜を見て龍魔は早く修業がしたいのか急かした。
龍魔『んな事より俺に修業を付けてくれよ親父!!!』
龍夜『別に構わないが、親父は止めろよ。俺はまだ18だ。師匠と呼べ師匠と』
龍魔『し、師匠!!俺に修業を付けてくれ!!』
龍夜『ぁあ、いいだろう』
こうして龍魔の本格的な修業が始まった。
最初のコメントを投稿しよう!