3692人が本棚に入れています
本棚に追加
龍夜『そんじゃ…まず魔力を計るか…』
そう言うと龍夜はリュックを下ろして、リュックの中から四角い機械を取り出した。
龍魔『それは何だ?』
龍夜『平たく言えば魔力測定機…己の魔力を数値化してくれるんだ。これに魔力を流せ…』
龍夜は龍魔に測定機を渡した。
龍魔『魔力…ねぇ。どうやればいいか分からないんだが…』
龍夜『は?』
龍魔の言葉を聞いた龍夜は呆れた声を出した。
龍魔『俺、違う世界からきて、魔力や魔法なんて…つい最近知ったんだ。』
龍夜『は~ん、成る程どね。お前、異世界から来たのか。……んじゃイメージしなイメージ。流すイメージだ…魔法は大体イメージして使うもんだ。魔力を…いや、取り合えず流すイメージを機械に送ってみろ。難しい事じゃねぇ』
龍夜は、龍魔が何故魔力の流し方を知らないのか直ぐに理解して。魔力を流すアドバイスをした。
龍魔『こうか?』
それにより龍魔は難無く魔力を機械に流す事が出来た。
龍夜『お、出たぞ……ほ~、約12000だ』
龍夜は魔力測定の結果に少し満足するかのような声を出した。
龍魔『どう!!?』
龍夜『まぁ、俺からすればまだまだ…だが学生の中では断トツだ。普通の学生は3000で教員は10000だからな。一部を除いて…な』
龍魔『教員よりはあるのか…(でも、ルルや楓よりは低いんだろうなぁ)』
最初のコメントを投稿しよう!