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龍夜『今のお前は、魔力12000だ。普通の奴らからすれば最強だが、最強からすればそのくらい普通だ…つーわけで、修業してもう一桁増やすからな』
龍夜は軽く凄まじい事を言い放った。
だが龍夜の言葉に対し龍魔は、それくらいしてくれなければ…と、言うような顔をしていた。
龍魔『分かった。なら最初は魔力を増やす修業だな?』
龍夜『いや、その前にお前がどのくらい戦えるのか知りたい…武器を構えな』
すると龍夜は肩越しに刺してある長剣を抜いて構えた。
龍魔『はッ!!いいぜ!!』
対して龍魔は持ってきた刀を一本を持ち、他の刀は空中にばらまいた。
そして刀は半分地面に刺さり、半分は壁等に刺さった。
龍魔『【戦乱】』
龍夜『なるほど、この刀の刺さり様……まさに戦乱だな』
龍魔『いくぞ!!!電力全開!!!』
龍魔が叫ぶと広範囲に龍魔の電力が流れた。
だが見た感じでは何の変化も起きなかった。
そして、龍魔はそのまま龍夜に突っ込んで行った。
龍魔『はぁぁあ!!』
龍魔は龍夜に刀を大降りに振った。
ギンッ
龍夜『刀の振り方、構え、扱い…素人だなお前、いつから使ってんだ。』
龍夜は、龍魔の渾身の一降りを難無く止めた。
龍魔『今日がデビュー…だよっ!!』
ガンッギンッギン…
龍魔は幾度となく刀を振るがやはり全て止められてしまう。
龍夜『なるほど…だから刀の扱いに慣れてない訳だ…テメェ…戦いなめんなよ?』
ギンッッ!!!
ガンッ
龍魔『いッッ!!』
龍夜は、龍魔の刀を防いだ後、直ぐに龍魔の刀を後方の弾き飛ばした。
龍夜『これでお前の獲物は……なに!?』
ギンッッ!!!
龍魔『はッッ!!戦闘狂が戦闘ナメるわけねーだろ!!!』
龍魔の手には、弾かれはずの刀が何故か握られていた。
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