出会いは超過激に…

3/13
前へ
/24ページ
次へ
食堂に向かい歩いてる最中、友人Aが足を止め俺に対し声を荒げ突っ掛かってきた。 「って!誰が友人Aじゃ!」 「なんだいきなり?、友人Aよ」 俺は立ち止まらずに返事をした。 と言うか、心の声を読むなよ友人A作 「だぁぁ!誰がA作じゃ」 A作は俺の後をついてきながら文句ばっかし言ってきやがる。 「ったく…分かったよ」 仕方ないので紹介してやるか… 奴は本田 守(ほんだ まもる)同じクラスのウザい友達だ 以上。 「ちょちょっ!ウザいって何だよ!」 また読むなよ…それがウザい所だ、分かっか? 「なら…仕方ないか」 そう言うと守は足早に歩きだした。 ちなみに守は超単純だ 見た目は野球部ばりの坊主頭に190センチの長身 性格はデカイ図体に似合わずロマンチストで超単純、趣味が洋服作りという変わり者だ。 そんなこんなで俺達は食堂に到着 いつもの日替わりランチを受け取ると空いてる席に着き食事を始めた。 「…なぁ」 「何だよ?」 本日のメイン、コロッケに箸をのばそうとした時、守がニヤニヤと小声で話しかけてきた。 「極秘情報だけどな…実は明日…」 今度は真剣な顔し始めた 「…うちのクラスに転校生が来るんだってよ」 転校生? 「で?」 別に転校生なんで珍しいものじゃないだろ 俺の反応が薄かったのが気に入らなかったか守は一瞬落胆した顔をしたが すぐさまニヤニヤしだし拳を力強く握り言う 「なら、超が付く程の美少女ならどうだ!萌えるだよ」 萌えるってなんだよ? っと細かいツッコミは置いといて 「…見た事あるのか?」 すると守は首を横に振り答えた。 「いや、だが転校生は美少女と相場が決まってるだろ」 「……」 忘れて…守は超が付く程のポジティブ野郎だった
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加