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電車を降りる。 ふぅ と息をついて私は時計を見た。 …よかった。遅刻にはなりそうにない。 振り向いて沙紀を見ると、彼女も私と同じことを思っていたらしく、私と同じように ふぅ と息をついた。 友「んなバスのろか!」 沙「うん、行こ行こ!」 沙紀が私の腕をくむように、軽く引っ張った。
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