第一話

17/40
前へ
/417ページ
次へ
結局、行き着いた先は、別にわざわざ電車に乗って来る必要もない、書店だった 神堂は早速、『世界の偉人100選』なる、とても今時の男子高校生が立ち読みするとは思えない、堅っ苦しい雑誌を熱読し始めた 別にインテリでもなんでもない俺は、無難にマンガコーナーに回った そして、気になってはいたが、読んだことのないファンタジーマンガを手に取る この書店では、全ての本や雑誌は立ち読み可能ならしい いやあ、店長 金欠の男子高校生に対して、配慮が成ってるね
/417ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2018人が本棚に入れています
本棚に追加