微睡み

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微睡み

    夜も眠らない都会で 僕はただ惰眠を貪る   何もしたくないんだ 誰とも話したくないんだ     独りでいるのは 気がラクだけど 時々、無性に寂しくなる   だから何も求めないから 誰か傍にいて欲しい   温もりを感じて 眠りに就きたい   ボロボロになって堕ちてく僕を それでも認め赦してくれる人に   いつか出逢いたい…     そして、その人の傍で 安らかな終幕を…   醒めない眠りを 僕に与えて…
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