一日目

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 四月二十日、月曜日。 俺は一日ごとにめくるタイプのカレンダーを見つめた。 先週からずっと無気力だ。 何もする気が起きない。 むしろあったらおかしいと思う。さて、今日も一日頑張るか!なんて爽やかな台詞は到底はけそうにない。 「皐月、明日は学校……行きなさいよ?」 自分の部屋のベッドで丸まっている俺に母さんがドア越しに話し掛けてきた。 さすがに気持ちを理解してくれたのか、今日は休むことに対して怒りはしなかった。 「……分かったよ……」 俺は重たい返事を返した。  
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