頼りになるのは。

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「何?こんな朝早くから」 「…もう11時だけど」 「うっそ…寝すぎた…。で?どうしたのよ…」 あたしはドキドキしながら、口を開いた。 「あのさぁ…妊娠した、っぽい」 すると電話の向こうから、ドタンという音がした。 もしかすると、ベッドから落ちたのかもしれない。 「は、はぁっ!?何、本当?」 「…うん。まだ病院は行ってないんだけど、妊娠検査薬は陽性だった」 「ちょっと待って!深呼吸させて」 「うん」 .
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