2日目
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「私ね、甘いものがなきゃ駄目なのよ。一人で家でじっとしてるとね、突然目の前が真っ暗になるときがあるのよ」 彼女の汗染みはもう乾いていた。 「怖くなって目をつむるでしょ。すると光の粒々がだんだん集まってやがてケーキの形になってくるのよ」 「そのときのショートケーキ見せてあげたいな。ほんとに神々しいんだから」 彼女は嬉しそうに笑った。
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