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光。
広大なる暗闇の中から、2つの閃光が真っ直ぐに落ちてきた。
その光は、暗闇で支配された世界にとってあまりにも眩しく、そして何よりも美しい軌跡を描いている。
あらゆる意味での光…アクセルとロクサスはゆっくりと大地に降り立つ。
2人に意識はなく、夜の草原のど真ん中で、まるで赤ん坊が眠るかのように無垢な寝顔を見せている。
人の気配はない。
ただそこに存在するのは、未だに淡い光を纏っている2人と、それを狙っているかのような、暗闇で支配された森と草原。
月は満月。
それは、まるで彼らを「送り出した」戦友からの贈り物のように、蒼く、優しい月光で2人を包み込んでいた。
神に憧れた虚無と、虚無に憧れた神。
それらが重なり合った時、漆黒のカオス(混純)と共に、新たなる戦いと出会いが幕を開けた…
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