杏里‥先輩。

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「…………あ」 さっきから約10分ほど経って。 まだベッドの下やらを探ってる杏里先輩が小さくつぶやいた。 「どうしたんすか??」 杏里先輩の行動を眺めるのに飽きた俺は雑誌を読んでて。 顔を少し上げてたずねる。 杏里先輩はベッドの下から引っ張り出したマンガでタワーを作り上げて(←正直迷惑)、ちょっとうつむいて上目遣いで俺を見る。 「なんすか??」 なかなか喋らない杏里先輩に、俺はもう一度言ってみる。 「…あのね…」 杏里先輩は近づいてきて俺の耳元であることを囁いた。 「…んな…っ///」 、
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