492人が本棚に入れています
本棚に追加
学校内はシーンと静まり返っていた。
んまあ俺が寝坊したから今の時間帯は授業中だと思うし当たり前っちゃ当たり前か、うん。
それに入って行って直ぐに貼ってあった地図を寄れば理事長室は教室がある階と違うしな。
それにしても中…綺麗だな。
なんかピ●ソが書いた的な絵もあるしもう豪華としか言いようがない。
流「理事長は…右行って左行って…真っ直ぐ行って突き当たり右、それからまた右に曲がって……あ゙ーーーーもうわかんねえ!!紙に書くしかねえか…」
あまりの道の複雑差加減にイライラしながらメモ用紙に簡単に地図を写す。
流「何時間も時間オーバーしてるし…仕方ねえ、走るか」
約束の時間は7時。だけど寝過ごしちまって今は10時半。
…つーことでメモに写した地図を見ながら走り出す
流「えっとー…次はみ…っだッ!!」
紙を見ながら走ってたら突き当たりで勢い良く誰かに追突した。
思わずその衝撃で少し後方に飛んだ俺は其の場へと座り込む
「…って…」
流「ご…ごめんなさい!!!!」
上から聞こえた小さな声が聞こえれば流石に此処はよそ見しながら走ってた俺が悪いので謝罪の意を述べながら視線を上げた
「いや、大丈夫だ―……アレ、お前見ない顔だべ…」
最初のコメントを投稿しよう!