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「やっ、やめろー!!」
はぁはぁ
「うっ頭が・・・。確か僕の名前はシレン。今はそれしか思い出せない。」
シレンが辺りを見わたすが、そこは全く見知らぬ所だった。
とにかく横には大きな滝と滝壺があった。
「ここは渓谷?なぜ僕がそんな所にいるんだ?」
考えれば考えるほど疑問がわいてくる。
「取りあえず辺りを散策して村でも探してみよう。」
そう独り言を言って寂しさをまぎらわせ、立とうと思ったその時、腰の辺りから何か変な声がした。
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