『ぶちころしたろか』遠野志貴

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さぁ引越し後最初の朝だ。 朝飯は米とみそ汁のオーソドックスかつ最高の朝食だった。 マジ嬉しい。 と、 学校へ行くため家を出ようとすると突然前触れなくおばさんが渡してきたのは、 添加物たっぷりの冷凍食フルコース弁当ではなく何か古くて小汚ない木箱。 おい食えねえよこんなんと、 つっかえそうとすると何やら遠野に関係ある昔の品らしい。 引越しのときに出てきたらしいが何故今頃かなオバァよ。 しかし愛しいマイシスターの写真とかでは!? という一抹の希望を胸に開けてみる。 そこにあるのは希望を綺麗に引き裂く一振りのナイフ。 「…」
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