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「騒ぎを良いことに私のブラ見るなんて、ほんっとサイテー!!」
うるせぇ……。
誰が好きで見るか!
それに毎朝パジャマでくるお前が悪い!
座った拍子にボタンが取れるようなの着るお前が悪い!
「何がブラまる見え、よ!変態!!」
「…るせぇ、ペチャパイ」
ははは……口が滑っちゃった、テヘッ
うん、また一瞬……。
腹に入った強烈な一撃、それは今は亡き曾祖父の元へ連れていくには充分過ぎる威力だった……。
てか解説している場合じゃねぇ!!
息が、出来…な、い…。
「わ、私だってBはあるんだから!!」
そんな自爆発言はいらん!
んなひまあるなら人工呼吸でもして助けろ!
「ったく、いつまで寝てんのよ!」
ならその蹴りをやめて……。
ピンポイントで殴った場所に当てないで……。
てか何秒息してないんだろ、俺?
「んっ…ぶはぁあ!!」
空気がうめぇ!!
「ふん!…やっと起きたわ」
うん、悪魔がなんか言ってる。
元凶はたしか愛音様だったはずでは…?
「ほらっ、もう気が済んだから行くわよ巧!」
「なんかもう、いいや……。」
理不尽なのは今に始まった訳じゃないし、つーかもう慣れたし…。
触らぬ神になんたらだな。
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