いなくなるまで死を待って

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蒼ざめてゆき朦朧としてゆく中 私らを見届けるまで 朽ち果てゆく肉体の限界を感じながら 自分の信念を貫き音が無くなり意識がなくなって 腐敗してく肉体から体液が流れ出て 硬直していった君は 寂しいと思わなかったのかと 残された私はただ想う これ迄の暮らしの中で辛かった時さえ知らせずに 君は、何も答えてはくれずに 私を新たな世界に連れてきてくれたのに 最期まで、私らに伝えてくれず君は これから示す考えをまた新たに考えてはならなくなっちまった 君のいなくなった意味を 君のいなくなった暮らしを 君のいなくなった重さを 君のいなくなったこれからを 僕らの出会いは必然だったの 僕の出会いは君が選んでくれたの わからぬまま 朝と夜を眠れずに繰り返す日々
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