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そして、遂には病院で検査を受けた。
脳波をとったり、血液検査したり、CTやMRIもした。
当時の私はこの年でこんなに色々な検査やるって凄いって思った。
「私、大丈夫かな?」とも思った。
どうやら私に起こった異変は痙攣らしい。
そして「てんかん」と言う名前が付いた。
脳波の異常はあるが、詳しい原因は不明だった。
恐らくストレスだろうとしか言われなかった。
その日からてんかんの薬を飲み始めた。
薬の血中濃度の調整の為や検査の為に通院していた。
薬は上手く効いてくれて、それから痙攣が起きる事はなかった。
でも、あの恐怖は夜になるとやって来るのだった。
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