Prologue

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 人が恐怖する存在  その存在は、光の対極  闇 暗黒 一寸は闇 果てしなき闇  古来より人は闇を恐れ、避け、光を求めた。  だが、闇=悪では無い。  その混沌とした、闇の世界でしか生きられない者達が居るのとしたら?  闇に引き込まれた人間や犯罪者を冥府に落とす番人  その者達――――死神  光を求める事、それは自己否定に繋がる行為。されど、求めずに生きれるほど、人は強く無い。  これは世界を……そして愛する人を守る者の話。  たとえ、それが闇を纏い、光輝く事すら叶わぬ、死神使いだとしても……。
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