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第一章~父の死、そして当主へ~
雨の日は嫌いだ…
ジメジメとした、この空気
そして、父上の死んだ日も雨の日だった…
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父上「竜、逃げろ!お前は生き延びて、池神家の十四代目当主となるのだ!!早く逃げろ!」
父上は勝ち戦の帰り、疲れていた所を大勢の山賊に囲まれ大勢の山賊に攻撃され虫の息で俺に言った。生き延びて、池神家十四代目当主となれ…と。
そして、俺は父上の気遣いを無駄にしまいと山賊から逃げ生き延びて池神家十四代目当主、池神秋二郎竜となったのだ。
俺は父上に感謝している
あの時、生き延びろと言って希望をくれてありがとう。
逃げろと言い逃がしてくれてありがとう。
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