夢か現か、嘘か真か

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「どんな奴なのか、気になって見に行ったら……。ハハハッ」 ──あの場所に新宮が……。 「……中原『キヨト☆』。お前が居るじゃねェか」 オフ会に参加した飼い主は俺以外に……。 みぃことごっつぁん、それと王子に幹事のブラスト……、くらいだっけ。 それから、あともう一人……。 確か、直前に来れなくなった奴が居たよな? あれは……。 「何年経ってもわかるもんなんだよな。つか、お前の場合、あの頃と全く変わっ……」 「……お前がダウト?」 「ア?」 そうだ。 集合場所に皆が集まった時、仕事の都合か何かで急に無理になったって、ブラストに電話をしてきた奴が居た。 アイツの名前は、ダウトだっ── 「……ッ!?」 ──踏まれた。 「…………」 倒れたままの俺の頭を、新宮は上から勢いよく踏みつけてきた。
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