第一章 マリー

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『怖い』 感情が一気に噴き出した。 何も覚えてない。 ここは何処? なんのために連れて来られた? 今から何されるの?何が起こるの? ガクガクと震え、うずくまるマリー。 ふと肩に、何かが触れた。 ビックリして動けないでいるマリーの足の上に、一枚の紙が乗せられた。 横目で見ると、他の女達にも同様に紙がまわされていた。 マリーは恐る恐る、その紙に目線を向けた。
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