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「オ…オイ!?ちょっと待ってくれ!!……行っちまった…城って何なんだよ!?」
クリスは城と言う言葉を初めて聞いたので城について全く知らなかった。
「どうしよう…このまま此処にいたら危険だし、とりあえずこの洞窟から出るか…イテテ」
クリスはゆっくりと立ち上がり、足を引きずるように洞窟から出た。眩しい太陽の光が見え始めた。
「うわっ…眩しい……久々に出た感じがするな。ん…何だアレは?」
クリスが見たのは大きな城だった。だが、クリスには城だという事をわかっていないが珍しく鋭い勘で当てる。
「デッケェ~!!何なんだありゃ…あっ?もしかして城って奴かもしれないな?よし…行ってみるか」
クリスはゆっくりゆっく~りと城に向かって歩いていくのであった。
第二章:洞窟を潜む親玉、終
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