第五章:壁壁壁の迷路地獄

2/29
2925人が本棚に入れています
本棚に追加
/723ページ
時は流れ朝になる。クリスは誰よりも早く目覚めた。 「うぅ~朝か……天気がいいな今日は……うっ!!眩しい」 ベッドが窓際にあるため光が当たる。クリスは起き上がり、カイルを呼び掛けた。 「起きろよカイル~朝だぞ~」 クリスは声をかけてカイルを起こした。カイルは大きく口を開け欠伸をする。 「うぅ~…おはようございます…クリスマスさん」 名前が違う。カイルはゴシゴシと目を擦り、ゆっくりと起き上がった。 「今日は大変な一日になるかも知れないけど頑張ろうな!……あれ?ハワードがいないぞ?」 よくみたらハワードの姿がない。カイルは予想を言い出した。 「宿屋の前で待っているのかも知れませんね?よし、準備が出来ましたんで行きましょうか」 「そだな。ハワードと合流してユイに会いに行くぞ!」 2人は部屋を出ていき、宿屋から出た。宿屋の前にはカイルが言った通りハワードがいた。
/723ページ

最初のコメントを投稿しよう!