ダウングレード

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初期の公式システムソフトウェア1.50には前述の通り、自作のプログラムを動作できるバグが存在していた。しかしPSPのシステムソフトウェアは最新の物が出るたびに店頭へ出荷される新品には常に最新の物が導入されており、加えて一度でもバージョンアップさせると普通の手段では以前のシステムの状態に戻す事はできず、様々な手段を用いてシステムソフトウェアのダウングレードが試みられた。また、こうしたダウングレードは後述するカスタムファームウェアの導入にも必要なプロセスの一つであった。ちなみに、バージョン毎に手順や手段が異なり、型番が2000のPSPの一部と3000のPSPにはシステムの制約上、ダウングレード作業が不可能である。 メモリースティックを用いたダウングレード(2.00/2.01→1.50)(2.71→1.50)(2.80→1.50)(1.50→ 1.0) メモリースティックにダウングレード用のデータを入れて起動する事でダウングレードできた。[5][6] GTA:LCSを用いたダウングレード(3.03→1.50)(2.50/2.60→1.50) Grand Theft Auto : Liberty City Storiesというゲームソフトの初期ロットバージョンを用いてダウングレードする方法。2006年4月以降のバージョンでは修正されており[7]、同ソフトを用いたダウングレードは不可能になっている。 ルミネスを用いたダウングレード(3.50→1.50)(3.11→1.50) ルミネスというゲームソフトのバグを用いてダウングレードする方法[8]。最近発売されている製品はほぼ修正されたバージョンに挿しかえられているため、この方法を利用するのは現実的ではない。 パンドラバッテリーを用いたダウングレード(全てのバージョン→1.50) 詳しくは後述する「カスタムファームウェア」の項を参照。一部を除いたほぼすべてのPSPのシステムソフトウェアをバージョンに関係なく1.50にまでダウングレードできる。
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