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      ★★★ 『来ないでー!! 止めて、お願い!』 暗闇の中を百合子を捕えようとする幾つもの白い手から逃げていたそして聞き覚えのある男の声……。 百合子は、はっと瞳を見開いた。 気がつくと、そこは保健室のベッドの上で彼女は横たわっていた。 またいつもの同じ夢 ……いつも同じところでで目が醒める、と百合子の心は恐怖感で震えた。 いつもこの得体の知れない悪夢を見るとそうなる。
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